昨年、実家の猫が急逝してから
ずっと玄関に置きっぱなしになっている猫トイレ。
12月に大掃除にいった際に片付けるかどうか迷って尋ねたところ、
もうちょっと(母のために)とっておいてあげて、と父が言った。
寂しいのは確かなんだろう。
前の子の思い出で癒されるのなら良いけれど、
残念ながらそんなに都合よく人間は出来てないんだよね・・・
先のことを考えると、軽率に新しい子を迎えることも出来ないんだろう。
「猫助け」という名目ならば、お迎え出来るんだろうか?
そんなことを考えて、里親募集型の猫カフェへ。
自宅から車で5分足らずの線路沿い。
ずっと気になっていたので、息子と一緒に足を運んでみた。
カフェというと語弊があるかな。
1時間¥1000でペットボトル飲料一本付き。
施設内には20匹近くの猫がいた。
飼い主の手に負えず(やんちゃすぎて)引き取って来たという、生後1年のアメショーも居た。
母ちゃんアメショー好きだけど・・・
大人しい子じゃないときっと持て余すだろうなぁ・・・
それでもお話聞いてみようかなと店主に聞いてみたところ、
どうやら東京都の条例で、60代より高齢だと飼い主としては認定が難しいらしい。
シビアな話、人間と猫、どっちが先に逝くかって話だろうね。
猫が残されてしまう可能性を出来るだけ抑えたいなら、確かにそれは仕方がない・・・
写真の子は穏やかで人懐っこいから、父母も気に入ると思ったんだけど。
昨年まで飼っていた猫は、
私が仕事に向かう時に出会った野良アメショーだった。
ガリガリに痩せて、健康状態も良くなかった。
帰りに寄るからと言って、一時的に預かって頂いたお宅に、
仕事先から何度も電話を入れたっけ。洋画の収録だっただろうか・・?
拾った翌日に降雪があり、あの日保護しなければ死んでただろう。
そうだ思い出した、今くらいの時期だった。
二か月くらい元の飼い主を探したけれど見つからず、両親に飼って貰ったのだ。
こんな風に、またレスキュー的な出会いがあれば
両親も「これもご縁だから」と受け入れてくれるんだろうけどな・・・