雑談 ~リベロアストーリアと流星の彼方に~
もうちょっと踏み込んだ説明などしてみたいなと思っていたので、
時間を持て余しているこの時期に書いてみましょう。
RPGリベロアストーリアに登場するアインとエディの2人が、
元々出ていた話が”流星の彼方に”です。
流星・・・は、かなり昔に思いついた話ですが、
構想だけが長い間頭の片隅にあっただけで、ストーリーとして完成する事はありませんでした。
松本零士先生に影響されまくり、宇宙や異星人に思いを馳せた十代半ば。
ちょっと書いては収拾つかなくなって放り投げ・・・の繰り返し。
そもそもちゃんと構成考えてませんでしたし、
行き当たりばったりで話書いてましたから(笑)当然の結果でございましょう。
しかし青二の養成所を経てプロダクションに入り芝居仲間が増えたのを機に
よし!ちゃんと書いて形にしよう!!
と思い立ち、20代後半にてついに完成に至ったのです(長っ!ww)
さて。
「流星の彼方に」は3部作です。
といっても、3つで話が成立するとかではなく、
1つ書いて、あーー 悲惨過ぎた。
2つ目書いて、うーん、こういうエピソードも入れたかった。
3つ目で、これ以上何も突っ込まなくていいや、というものが出来た。
という具合です。
しかし、どの話も根幹は統一しています。
:主人公は地球で育ったという事
:宇宙のどこかにある星に連れて行かれて、そこでの役目を果たす事になる。
:星間戦争を終わらせる鍵が主人公の存在。
一作目はとにかく暗かった。難点も展開の強引さも相当でした(笑)。
ストーリーを追うだけであまりキャラも掘り下げず、
メインキャラ1人以外は主人公含め全て死ぬというなんとも悲惨な話でした(汗)
二作目は、一作目では皆無だった笑える要素を入れ、心温まる(?)ストーリーに。
主人公はヒロインともちゃんと相思相愛になりますし
(前作はサブキャラと恋仲になり、ヒロイン片思いという・・・)
敵には敵の事情があるんですよ、と
戦争相手の深刻な内部事情なんかにも踏み込み、
善と悪という括りではなくなりました。
また、アイン、エディ、リエナという幼馴染み3人組が固まったのも2作目です。
一作目に於いても長い付き合いという設定はあったのですが、
全くストーリーに活かされておりませんでした(^^;
※そうそう、一作目ではエディはヒロインLOVE!でしたよ。
そのヒロインは主人公が好きで、主人公はリエナと両想い!という
なんとも悲惨な相関図が出来上がっておりました。
ここまで救いようのない人間関係ってどうなのよ?(^^;
話もシリアス過ぎて 力を抜くポイントがない・・・ 聴く方も重労働だ。
そんな反省点から、2作目では悲惨さを取り払い、遊び要素を入れ、
孤立しがちな主人公をさりげなくサポートし、
時にはコント紛いのこともやってのけるキャラクター達へと転身していったのです。
続く