今日はね、ちょっと良いことがあったんですよ。
実家に、木製の小さな椅子がありまして。
幼稚園~小学生低学年くらいまでの子が丁度いいのかな?
背もたれ部分が丸くカットされて、アンパンマンの顏がペイントされています。
これを燃えるゴミに出すのも忍びないなと思い、近所のOff Houseに持ち込むことにしました。
他にもリーバイスのジーンズ、フランス人形、上着なども一緒に。
査定が終わり、呼び出しが掛かったのでカウンターに行ったところ、
「この椅子、手作りですか?」と聞かれました。
はて・・・自分で買ったわけじゃないし判らないぞ・・・?
調べても出てこないらしいんですよ。で、お値段もつかないと。
他に持ち込んだものは、小額ながら買取価格がついておりました。
まあ、椅子も引き取って貰えればいいやと思い、
紙袋だけ持って帰りますねーと、袋からアンパンマン椅子を引っ張りだしたところ、
引き取りも出来ないと言われました。
えーーーそうなの?
結構良い出来なのに。
手作りというだけで売り物からは弾かれてしまうのですね。
君は燃えるゴミ行きか、アンパンマンよ・・・
と、椅子を袋にゴソゴソと戻している時、
背後で「あら、アンパンマン・・・?」という声が。
振り返ると2人組のマダムたちが椅子に注目しています。
ワシ「はい、アンパンマンです。あ。お孫さん、ですか?」
マダム「そう、大好きなのよ!」
ワシ「差し上げます!!!!」
間髪入れず、椅子の入った紙袋をズイっとマダムの方へ (*'▽')つ
マダム「えええええ、いいの!?じゃあ買い取るわね。」<財布取り出す>
ワシ「いえ、お値段つきませんでしたし。好きな人のところに行けるなら椅子も本望かと!是非貰ってください!」
マダム「いいわよ、払うわよ・・・あ、200円しかないわ(笑)<連れのマダムが大爆笑>」
ワシ「要りませんから本当にww」
マダム「受け取って、ほんとに、これだけで申し訳ないけど!」
といって、マダムは両手が塞がっているワシのバッグに¥200をチャリーンと滑り込ませたのでした。
有難く頂戴いたしました(*^▽^*)
とても心が温まる、まさにプライスレスな出来事でした。
(200円頂いたけど!ww)
今日、あの場所、あの時間でなければ起こり得なかった奇跡。
明後日、ゴミ捨て場にひっそりと鎮座するはずだった椅子。
マダムのお孫さんと遊べる運命に変わったね。
ありがとうマダム!
幸せになれよアンパンマン・・・!!!