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趣くままに綴るBlog

日々のこと、ゲームのこと、仕事のこと、適当につらつらと。

実家の猫

一昨日、実家の猫が急逝した。

詳しいことは割愛するが、
脳変異と腎不全によるものと診断されたらしい。

報告の文面から、両親の落胆ぶり、特に母のペットロス症候群が酷い気がして
今日は少しでも気が紛れればと、実家に足を運んできた。
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思えば、彼女(猫)との出会いは不思議だった。

もう8年くらい経つんだろうか?
1月の半ば。
仕事に向かう時はいつも自転車だったのだが、その日は早く準備が済み、徒歩で駅に向かった。
その途中、道を掃除しているおばちゃんの傍で転がっているアメショーを見つけて、
近寄ったら、人懐こく腹を見せた。
「なつっこいですねー」とおばちゃんに話しかけたら、
「ほんとねー。どこの子かしら」

おばちゃんちの子じゃないんですか???

聞けば、二週間くらい前からこの辺りに現れ、
どの家の飼い猫でもなく、フラフラと彷徨っているので餌だけこのお家で与えていたのだそうだ。
これは縄張りを追われて帰れなくなったパターンか・・・
飼い主さん探してるだろうな・・・
咄嗟に「うちで預かります」と言ってしまった。
おばちゃんは私が仕事を終わるまで自宅で猫を引き留めていてくれた。
そのあと警察に届け出をして、獣医で健康診断、
一か月ほど張り紙やポスティングで飼い主を探したが名乗りは無かった。
mixiで里親探しに切り替え、両親にも頼んでみた。

実は両親、この数か月前にアメショーの男の子を亡くしていて。
当分他の子を飼う気にはならないと言っていたのだが、
なかなか飼い主が決まらない状態に情が動いたのか、「最後の奉公だと思って飼うことにする」と連絡が来た。
それと・・・
前の子が亡くなってから母が何度も不思議な夢を見ていて・・・
彼(猫)が運転するおもちゃの電車に、一匹お客さん(猫)を乗せて仏壇から出て来るというものらしい。
どうやら、この子は前の子が連れて来たんじゃないかという結論に達し、
実家の子になった、というエピソード。

彼女(猫)を実家に迎えたら、その夢はぴたりと見なくなったそうだ。

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彼女には随分と両親を和ませてもらったなぁ・・・

その日に仕事がなかったら、彼女とは出会わなかったし
仕事があっても自転車に乗っていたら通り過ぎていたし
ガリガリに痩せ細っていたから、
あの日保護しなければ翌日の雪で凍死していたかもしれない。

偶然が重なり過ぎて
やっぱり前の子が仕組んだ事だったのかな?と考えてしまう。


ショコちゃんお疲れさまでした。
本当に有難うね。




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プロフィール

HN:
佐藤 麻子
Webサイト:
性別:
女性
職業:
声優(所属:81Produce)
趣味:
旅行・鳥と戯れる・魚鑑賞
自己紹介:
空手初段(松濤館流)
英検準一級

衝動的に旅に出たり、DIYで棚作ったり塗装したり。
鳥スキー
水槽にはチェリーバルブ、アカヒレ、ゴールデンアカヒレ、ミナミヌマエビが居住。 

2015年12月4日以前の日記は
にっきなんですよ

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