動画に特化したソフトを使った事が無いので何とも言えないのですが、
うちのソフトはもともとDynabookにバンドルされていたものでして、
ファミリー写真や動画を切ったり繋げたりする分には優秀だと思うのですが、
少しでもアニメっぽい動画を作ろうとすると
かなーりハードルが高くなるんです。
まず、画像のトラックが2つしかなく
そのうちの一つはオーバーレイなんです。
用意している素材は、
アイン、エディの背景透過バストアップ、表情差分、 それと背景です。
で、ここからが面倒なのですが・・・
トラックが二つしかないということは、背景で1つ使ってしまうので、
人物2人を同時に同じ画面に立たせられないということです。
(アイン、エディそれぞれにトラックが必要になるので)
そこで思いついたのは、オーバーレイのトラックをメインと同じだけ広げて、
そこに一人だけ立たせ、先に創り込んでしまうやり方です。
アインならアインだけ、背景と一緒に先に作ってしまいます。
瞬きのタイミングも生理的なものや、エディの台詞に反応した感情的なものも、
入れられる範囲でいれていきます。
※0.3秒の目を閉じたカットを挟む作業です。
(素材の関係で、全ての表情に瞬きが対応できないのが残念)
それが終わったら、一つの動画として保存します。
その後、保存した動画をメイントラックに乗せ、
もう一人のキャラをオーバーレイトラックで、同じように表情を変えたり瞬きを入れたりしながら創っていきます。
最終的に1つに纏めて動画として保存します。
で!!! (まだある)
ここまでやると音質がすっごく劣化します。
割れます。
変なところで潰れます。
コーデックも劣化の少ないものを選択していますが、
映像は劣化しないわりに、音は恐ろしく劣化するんです。
しーかたがなーいので
ここで一旦、映像と音を分離しちゃいます。
そして、無声映画と化した動画に、
改めてWAVファイルを追加。
で、完成! となるわけでございます。
巷でよく使われる自宅使いの映像ソフトって、何トラックまで入るんですかねぇ・・・
同じくらい手間かかるんですかね・・・
かからないんですかね・・・
作業進めながら、ちょっと気になってしまいました。