今現在、制作に関わらせて頂いているゲームが2本。
そのうち1本は、知人のTさんがシナリオとプログラムを担当していて、
組んだところまでのテストプレイをさせて頂いているのですが、
リベロア、ふうらい、とはまた違った世界観で面白いのです。
キャラクターも魅力的で、
今後キャスティングしていくのが楽しみなんですよ。
Tさんが長らく温めていた物語ということで、
人物の設定も細部までしっかり創り込まれているのがよく分かります。
もしも(私たちが)がこういった関わりを持たなかったら、
この作品は世に出すことなく墓場まで持って行ったかもしれない、と言っていました。
物事を始めること、進めること、またそれらを完遂するためには
タイミングや人の繋がり、時間の有無、資金、様々な条件が上手に絡むことが必須なのだろうな、と改めて思う話でした。
自分もこの年になって、やっと・・・
ずっと仲間内だけで回っていたアイデアを、
もう少し開けた場に置いてみようと思えるようになったんですよね。
上手く言えませんが、
「こんな身内だけで楽しんでいるようなもの聴いて、誰得?」
と、つい2年くらい前までは、ずっとその考えだったので。(^^;
多分ね、身内だけで留めて置いた理由は、
出演者以外は大して興味を持たないだろうというのは一番にありましたが、
第三者の好き嫌いに依存する、好ましくない意見を受け入れずに済む場所に置きたかった、
というのもあったんでしょうね。
チキンなもので(笑)
けれど、公開することで、まだ見ぬ誰かがこの世界を訪れてくれる。
共有するものが出来る、それってとても貴重な事なんですよね。
そこで生まれた意見や感想は、世界が共有された結果生まれたものなのですから(*´ω`*)
翼の記憶や、悠久の月下を全体公開に踏み切ったのには、
こんな風に意識の変化があったからなのでした。
随分時間がかかりましたけども。
きっと、自分が考える以上に、
やった方が良いことって、一杯あるのかもしれない。
残りの人生がどのくらいあるのか、明日は生きているのかも分からないから
伝えたい事、伝えたいものがあるなら、伝えたい人がいるなら、
残された時間を意識しなきゃいけないようなトシになる前に、
どんどん動いておくことを強くお勧めいたします。